3600gがいる！ 第2子リリースまであと2日（予定）

6時頃からおなかの張りや前駆陣痛で何度か起きる。眠いので気付かないふりをして、お子のいない静かな寝室で8時まで寝る。猫が私の枕に乗り、頭に寄りかかって寝ていてかわいかった。朝食を済ませ、夫と義母に保育園への送りを任せる。帰宅した夫に車を出してもらい、妊婦検診へ。

出産間近なので、分娩監視装置で胎児の心拍数と子宮の収縮状態を見る。おなかの子は元気。内診で子宮口の状態を確認すると、2cm開いて軟らかくなってきているとのこと。そして超音波検査では、まさかの3600g判定。先生に「計画立てて産みます〜？」と言われ、全然意味がわからない。産みます〜？？？

聞くと、昔は3600gにもなると数日後に予定を組んで、計画分娩にしていたとのこと。「でも最近は自然に陣痛が来るのを待つので、どちらでもいいですよ」と先生。計画分娩にするなら4日後の月曜に入院。でも、それまでに陣痛が来る可能性も全然ある。陣痛が来なければ火曜に妊婦検診をして、水曜か木曜に計画分娩。うぉーどれを選んでも一週間後には4人家族になっている！！！！！

「内診で刺激したから、今夜とか明朝に来てもおかしくない」と助産師さん。刺激!? 「ってことは“お迎え棒”って都市伝説じゃないんですね！！！！！」と言いたい気持ちをこらえてヘラヘラする（お迎え棒＝予定日前後の性行為のこと。陣痛を促すというジンクスがある）。結局どうするかを一人で即決できなくて、火曜に妊婦検診の予約をとり、診察室を後にする。

3600gの衝撃を今すぐ伝えたくて、夫に電話。ゆったりした口調で全て受け止め、一緒に笑ってくれて「ウォォォォォ夫好きだーーーーー！！！！！」となる。夫とはLINEか直接おしゃべりすることが多いので、そういえば電話は久しぶりだった。たまには電話もいいねぇ。

いつも早々に売り切れてしまうケーキ店「STYLE'S CAKES & CO.」に立ち寄る。街が空いているからか、時間の割に種類豊富だったので、4ピース購入。八丁堀にあるビャンビャン麺の店「西安麺荘 秦唐記」が神保町にできたので、ヨウポー麺という定番味を食べる。

自宅の最寄駅から歩く元気がなかったので、不本意ながらタクシーに乗る。車のにおいでつわりが来そうだったこともあり、乗車早々に窓を開ける。すると運転手さんが「プラズマクラスターの空気清浄機で室内を殺菌してる、お客さんが降車したらあちこち拭いてる、こんなにきれいなタクシーはない、コロナで売上は壊滅的、タクシーで感染したわけではなくて屋形船で感染した、夜のお客さんが8割だけど今出社してる人がいないから商売あがったり」などとしゃべり続けるので、そうだよね……と思いつつも少し疲れてしまう。

帰宅。義母にはリビングで過ごしてもらい、私は寝室へ。夫のテレビ会議を子守歌に、猫の隣で1時間半ほど寝る。

夫と義母が保育園のお迎えに行ってくれて、その後4人で回転寿司へ。その帰りに、家から車で10分ほどのホテルへ義母を送る。陣痛が来るまでの間、お互いに気を使ってしまうだろうから、ホテルに泊まってもらうことにしたのでした。チェックインを済ませて車に戻ってきた夫の第一声は「疲れたーーーーー！」。そりゃそうだよね……！ 今週中に終わらせないといけない仕事、産まれそうな妊婦、わんぱくな1歳9カ月児に、突然ブッ込まれた70代の母。24時間お疲れさまでした。「忙しいところ、いろいろ手配ありがとうねぇ」と伝えたら「おれは産めないからねぇ！」とサラッと返してきてかっこよかった。

帰宅して、夫がお子の風呂と寝かしつけをしてくれたので、「明日はこんなにゆっくり湯船に浸かれているのだろうか？」と思いながら入浴。

ちょいちょい前駆陣痛が来るし、股への圧を感じる。週明けまで待ってくれないかなぁ。なんとなく総決算気分になりながら、1歳9カ月児のかわいい動画を見つつ、2人でケーキを食べて寝た。